Makeup-SAYURI肌と向き合うメイクアップ

【メイクアップアーティストSAYURI】 人・地球環境・社会にやさしい美容を考える

化粧品の合成成分とは?

 

最初に、私が目を背けてきた合成成分について

少し書き込んでみようと思います。

 

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化粧品を作るには、

(その目的によっても異なりますが)

界面活性剤や防腐剤、油剤、色素、香料、溶剤など様々な成分が必要になります。

今、世の中にある一般的な化粧品。

そのほとんどが、化粧品を作る際に主に石油由来の合成成分を使用しています。

その理由は、化粧品に化学的に作られている石油由来の合成成分を入れることによって、商品の長期保存ができ、安定した品質を保った化粧品を安く、大量に作ることができるから。

そのおかげで、誰もが多くの化粧品を手にすることができて、たくさんのコスメを選べる楽しさがあるわけです!

私は、仕事でもプライベートでも今まで何百種類というコスメを使用してきましたし、石油由来の合成成分を否定している訳ではありません。

だって、石油由来の合成成分を入れる事によって使用感の良いもの、発色の良いもの、崩れにくいなど、そんな化粧品がたくさん開発されているんですから!そして、即効性があるものだって!

それはスゴイ事だと思うんです。

 

でも…、石油由来の合成成分が含まれている化粧品を長年使い続けるうちに、肌に何かしらの影響がある可能性…個人的には否定できないと思ったので

私はこのブログを書き始めました。

 

もともと肌には、皮膚の上に潜んでいる常在菌があります。その菌は肌を守るために大活躍!!

皮脂と汗を餌にして、天然のクリームを出して肌を守ってくれる。

いわゆる肌のバリア機能と言われているもの。

ところが、石油由来の合成的な成分を使用して崩れにくく作られたファンデーションを使用すると、それを落とす為には洗浄力が強いクレンジングが必要になります。洗浄力の強い洗顔料は、ファンデーションを落とすと同時にお肌のバリア機能を壊してしまう可能性が…。

石油由来の合成な成分で作られたものを落とす時には、石油由来の合成界面活性剤が大きく関わっています。

イメージしやすいのは食器洗いの洗剤。

油汚れがよく落ちると思いませんか?

あれは界面活性剤が働いているんです。

界面活性剤が働くと水と油が混じり合うことができて、油汚れが落ちるんです。

でも、使用した後は手が乾燥したり、荒れたりしたことありませんか?

私は、石油由来の合成界面活性剤の入った洗剤を使い続けるとひどい時には手湿疹が出てしまうほど。

それは洗浄成分が強すぎて、肌が持っているバリア機能を壊している可能性があり、肌トラブルが起きてしまっているんです。

 

もちろん洗剤と化粧品の界面活性剤は種類なども違いますが、自分の肌のバリア機能を守るために、自分の肌にとって、その洗浄成分が安心なのかどうか考えていくことは大切だと思います。

 

キレイ見せたいから、メイクをするのに

そのメイクを落とすために肌にダメージを与えてしまう…先日お話しした私の中で生まれた葛藤。

その葛藤の一部が今日のブログでした。